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【中2】草木染め体験



 7月8日(水)、国語の授業で草木染め体験をしました。
 『言葉の力』という教材の中で、染色家の志村ふくみさんのことに触れられていました。その志村さんが「同じ時期の同じ木でも、同じ色は出ない。草木が全身でたくわえた『いのちの色』は、1人1人の人間が違うように、異なっているのだろう。」と言われました。そのことを体感してほしいと思い、草木染めをしました。

 美術科の講師、島田愛子先生に教えていただき、赤玉ネギの皮を使って染色しました。当初は切った布を染色する予定でしたが、長い生地のまましてみようということになりました。みんなで協力しながら、作業を進めていきました。同じ材料を使いましたが、染める時間や温度の違いなどによって、3枚とも色合いの少し違う作品が生まれました。
 出来上がった作品は、中学校校舎の吹き抜けに展示しています。

【生徒たちの感想】

・ビー玉や割りばしやペットボトルのふたで模様をつけるのも楽しかったし、液につけたとき、一気に布が染まっていくのを見るのが面白かったです。
・私は、最初こんな簡単にできるものだと思っていなかったので驚きました。時間はかかるけど、1つも同じものは作れないことに驚きました。
・私は初めてだったので、どんな模様ができるか楽しみでした。ビー玉など意外にも身近なもので模様を作っていて、家でも作れそうだなと思いました。
・僕は初めて草木染めをして、どんな色になるかわかりませんでした。実際にやってみると、絵の具などでは表せないとてもきれいな黄色に染まっていて、自然の色はすごいと思いました。また、模様も不思議な形をしていて、とてもきれいでした。
・布によって染める前の作業が違うことを知りました。始めは赤やオレンジ色になると思ったけど、黄色になったのでびっくりしました。
・赤玉ネギで染めてみて、予想は赤紫色かなと思っていたけど、オレンジ色となりビックリしました。良い香りがしたのを覚えています。いろいろな模様ができて、とても面白かったです。





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