3月18日(木)
新庄自然科学プログラムの一環で、ブッポウソウの特別講演と学園内での巣箱設置を行いました。
今回は西中国山地自然史研究会副理事長の上野吉雄先生(本校卒業23回生)を講師に、希望生徒対象に、ブッポウソウについてのお話をしていただきました。
ブッポウソウは、森の宝石ともいわれ、世界でも大変貴重な渡り鳥です。ここ北広島町にも生息していますが、個体数は大変少なく、現在人の手で作られた巣箱によって個体数が少しだけ増えている状態です。
講演会後は、グラウンドの端に上野先生らが巣箱を設置してくださる作業を参加生徒は手伝いました。例年5月上旬にはブッポウソウが東南アジアから新庄地区にもやってくるそうです。うまくいけば設置した巣箱に入ってくれるかもしれません。参加生徒からは、今後もその様子を観察し、ブッポウソウについての研究をしていきたいと思いを語ってくれました。
また、上野先生からは、生徒の今後の研究の参考にと、次の書籍を寄贈していただきました。この場をお借りして感謝申し上げます。ありがとうございました。
しっかり生徒の学習と研究に活かしていきたいと思います。
- 高原の自然史第1号(芸北町教育委員会)
- 高原の自然史第10・11号(北広島町教育委員会・高原の自然館)
- 高原の自然史第12号(北広島町教育委員会・高原の自然館)
- 北広島町レッドデータブック2012
- 広島県の哺乳類(中国新聞社)
- 自然観察手帳2021(NPO西中国自然史研究会)