８月１日(土)、中３オオサンショウウオの研究チーム(４名）が安佐動物園、三ちゃんS村（地元でオオサンショウウオを保護されているみなさん）の方たちと豊平志路原川支流のオオサンショウウオ人口巣穴のそうじを行いました。
　この地域にはオオサンショウウオの保護と観察を目的に人口巣穴が約10箇所あるそうです。今回は、観察小屋のあるメインの人口巣穴をいれて５箇所のそうじを行いました。
　今年は、長い梅雨と大雨によって例年以上の砂が巣穴や入り口に溜まっていました。こにままでは、巣穴にオオサンショウウオが入ることができず、産卵もありません。砂をかき出し、ポンプで水を噴射しながらきれいにしました。また安佐動物園田口先生のご指導のもと、主（ぬし）になれなかった若い雄がかくれるための場所や巣穴に入りやすくするために石を並べたりしました。
　この日は、天気がよく夏日だったので作業は大変だったのですが、参加生徒は川の中での作業なので大はしゃぎでした。参加生徒からは、「巣穴がきれいになった。オオサンショウウオにぜひ入ってほしい。たくさん卵を産んで、オオサショウウオが増えてほしい。」などの感想が聞かれました。