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【中】オオサンショウウオと生物多様性


9月24日(木)

 本校では、地元の自然を教材に新庄自然科学プログラムを学校全体で実施しています。 中学2年生では、全員オオサンショウウオについて学びます。

 本日は、豊平地区の「三ちゃんホール」で、オオサンショウウオについての特別講義と、世界初の人工巣穴の見学をしました。講師は三ちゃんS村の榎木福一村長、安佐動物園の南心司園長先生、田口勇輝先生をお迎えしました。講義では、わかりやすくオオサンショウウオの生態や自然の仕組みをレクチャーしていただきました。

 今年も主(オオサンショウウオのボス)が観察用の人工巣穴に入っており、主が卵を守っている様子を観察することができました。主は、しっぽを振りながら卵に酸素を送っているようです。

 参加生徒には、はじめてオオサンショウウオを見た生徒も多く、次のような感想が聞かれました。
「私はオオサンショウウオのことをはじめて知りました。人間の社会にない生態にびっくりしました。」「人間の行動のせいで生物の生態系が崩されることもあることがわかったので、普段の行動から気をつけていきたいと思います。」「自分が今できることは、食物連鎖の一番はじめの植物を守っていくことだと思いました。」

今後は、希望者で課題研究を開始します。



人工巣穴の小屋

人工巣穴の様子

三ちゃんホールにて

特別講師の先生方

南園長先生の特別講義

オオサンショウウオの住む川の観察


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