6月17日(水)、
中学1年生の探究「テングシデの研究と生物多様性」では、先週の第1回講座に引き続き、第2回講座を行いました。
今回は講師に中越信和先生(広島大学名誉教授)をお迎えしました。前半学校で特別講義で、テングシデについての研究の目的と手法、わかったこと、まだわかっていないこと、テングシデを守っていくために必要なことなどを学びました。
その後、テングシデ群落に移動しフィールドワークを行いました。今回は文化庁の特別許可のもと、群落敷地内に入らせていただき、この春芽生えたばかりのテングシデの赤ちゃん見つけ、大人のテングシデと比較しながら観察しました。
参加生徒からは、次のような感想を聞くことができました。
「テングシデとイヌシデの見分け方がわかった。テングシデの花が黄緑ということを聞いて驚いた。もっとテングシデのことが知りたいと思った。」
「なぜテングシデは大朝にしかないのかと考えました。テングシデが育つ環境が大朝にしかないからでと思います。」
「遺伝子を調べることができるのなら、外来種の生命力をうつすことができないか、と考えました。」
今後は、9月23日の中間発表会に向けてグループごとに調査、研究を行い、先輩たちの課題研究に合流していきます。
中学2年生、中学3年生の参加生徒は、現在進めているテングシデに関わる課題研究について中越先生に状況報告をしました。
中越先生の特別講義1 |
中越先生の特別講義2 |
グループごとのフィールドワーク |
テングシデの赤ちゃん発見 |
中越先生と一緒に観察 |
記念写真 |
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