7月4日(土)、今年から研究をはじめた中学3年生4名がはじめての八幡湿原に行きました。
八幡湿原は再生された湿原として有名で、全国重要湿地500にも選ばれています。これまでも湿原再生のモニタリングとしてカスミサンショウウオの産卵調査が継続して行われています。
今年は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、例年(4月)参加しているカスミサンショウウオの産卵調査が中止になり、また中3全員での八幡湿原の学習が秋に延期になりました。このため研究チームの訪問は、今回がはじめてとなりました。
芸北高原の自然館にて、西中国山地自然史研究会副理事長の内藤順一先生から、八幡湿原とカスミサンショウウオに関わる特別講義をいただいた後、霧ヶ谷湿原に移動してフィールドワークを行いました。フィールドワークでは、モリアオガエルの卵も観察することができました。帰る前に、今年特別に研究用として分けて頂いた八幡湿原のカスミサンショウウオの卵から育てた幼生と先輩が育ててこられたカスミサンショウウオ(4年目)を卵があった辺りに帰しました。生徒たちは少し別れがさみしそうでした。
研究チームは、残ったカスミサンショウウオの観察を続けながら、八幡湿原の再生について研究を継続していく予定です。
内藤先生の特別講義 |
八幡湿原でのフィールドワーク |
モリアオガエルの卵発見! |
カスミサンショウウオを帰す@ |
カスミサンショウウオを帰すA |
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