12月10日(木)に高校1年生の全コースの生徒を対象に、いじめ予防授業が開催されました。
ご講演くださったのは
広島みらい法律事務所
の見之越常治(みのこしつねじ)弁護士でした。
授業では、生徒にとって身近なSNSでの遣り取りを例にとり、生徒に質問すると同時に、いじめの定義やさまざまな実例を紹介されました。
その中で、いじめがいかに人権を踏みにじる行為であるかを真剣に伝えてくださいました。
また、法律的観点から、いじめを行った者にどのような罰がくだされるかを明確に示してくださいました。
生徒たちにとってとりわけ心に残ったのは、いじめが行われる場面では、そこにいて、なにもしないだけで、罪にとわれることもあり得るということのようでした。
行為の対象者がどう感じているか、そうした本当の相手の気持ちを想像できる感性、そして雰囲気に流されない勇気こそ、いじめの防止に効果を発揮することを伝えてくださいました。
この講演が、生徒各自がいじめについて真摯に考え、いじめがなく誰もが過ごし易い環境を自分たちでつくっていくきっかけとなればと思います。