07月17日(土)に、 17 Goals Club で商品にならなかった木材を活用して、生徒が使用するベンチ作りを行いました。 17 Goals Club は、学校内でSDGs活動を提案・実践する有志の集まりです。

　この日は、地元で林業を営む 大内林業 の大内さんと、同じく地元で陶芸を営んでおられる串光さんにご協力いただきました。 大内さんの指導の下、生徒は丸太の状態から切断する部分に印を付けることや、チェーンソーでの切断、ベルトサンダーでの表面の加工まで行いました。 串光さんも、現在古民家を買い取ってご自身の手でリフォームされているとのことで、木材加工のやり方や工具の使い方について、生徒に教えていただきました。

　生徒は丸太の状態から、ベンチに変化していく過程を体験し、今まであるのが当たり前だと考えていた物に対して、非常に手間暇が掛かっていることを理解したと思います。 また、普段は使うことのないチェーンソーなどの工具に関して、注意点や使い方を体験を通して学ぶことができました。

　新庄学園は机上の学問だけではなく、こうした地元の方々との協力の中で経験を通しての学習に取り組み、意志あるところに道は開ける環境を提供しています。 都市部では実現の難しいことを色々とやってみたい。意欲と好奇心にあふれる生徒の皆さんをお待ちしております。

　地元の皆様、お忙しい中で生徒の活動に快くご協力いただき、ありがとうございました。