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【中】ブッポウソウの研究




7月21日(水)

 中1中2ブッポウソウの研究チームが、ブッポウソウの観察と専門家のご指導をしていただきました。
 ブッポウソウは森の宝石といわれるとてもきれいな渡り鳥です。東南アジアのボルネオ島と日本を行き来し、日本で繁殖します。しかし、近年はその個体数も減っています。
 岡山県や広島県では、巣箱を設置することでその個体数を増やす取り組みが行われています。ここ北広島町でもこの取り組みが行われ、徐々に個体数が増えているところです。本校も今年の3月、校内に巣箱を2個設置しました。しかし、残念ながら今年は巣には入ってくれませんでした。
 前回巣箱を設置した参加生徒2名に加え、新たに中1中2の2名が加わり、研究チームは4名になりました。この日、研究チームは、北広島町芸北地区を訪れ、ブッポウソウの巣で雛と親鳥の様子を観察しました。ご指導いただいたのは、ブッポウソウの専門家である上野 吉雄先生と保井 浩先生です。観察小屋からの観察や巣箱の中に設置されたマイクロカメラからの映像で巣箱の中の雛と親鳥の様子の観察をさせていただきました。

 参加生徒からは、「雛はこんな大きな虫を丸呑みするのは知らなかった。」「親鳥は何度も餌を運びえらい。」「ブッポウソウを守ることは、環境を守ることにつながることがわかった。」などの感想が聞かれました。

 今後研究チームは、特別に貸していただいたビデオデータを解析してブッポウソウの生態を研究し、保護に役立てていく予定です。



観察小屋から観察

観察した巣箱

巣箱の中の雛

ビデオ解析の方法をご指導いただく

記念写真


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