3月22日(火)
新庄自然科学プログラムの一環で、昨年からブッポウソウ保護の研究がスタートしています。
この日、ブッポウソウ研究チーム4名が、昨年設置した巣箱2個の移動を行いました。昨年設置した巣箱には、残念ながら親鳥が入ってくれなかったためです。今回の作業も、上野吉雄先生(西中国山地自然史研究会副理事長)と平田義孝さん(地元有志の方)にお手伝いいただき、無事に巣箱2個を設置することができました。
ブッポウソウは、森の宝石ともいわれ、世界でも大変貴重な渡り鳥です。ここ北広島町にも生息していますが、個体数は大変少なく、現在人の手で作られた巣箱によって個体数が少しだけ増えている状態です。今回の取り組みで、ブッポウソウがこの新庄の地で繁殖して少しでも個体数が増えてくれればうれしいです。
うまくいけば、5月くらいにブッポウソウの親鳥が入ってくれる予定です。
研究チームは、今後も観察を続けて行く予定です。
@現在の巣箱をとる |
A現在の巣箱を運ぶ |
B巣箱1の設置 |
C巣箱2用の穴を掘る |
D巣箱2用のパイプを立てる |
E巣箱2の設置 |
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