11月16日(水)の７時間目に社会探究コースの２年生が１年生に向けて，ミニ探究の成果発表を行いました。

　２年生は９月より，日常生活で疑問に感じることに対して，科学的なデータやアンケート，実験などを通して自分なりの考えをまとめることを目標としたミニ探究に取り組んできました。 「（サッカーにおいて）軸足を抜くのと抜かないとではシュートスピードが変わるのか」「サッカー部と野球部の走力の違い」など16のテーマを，個人またはグループで約１ヶ月かけて，データ収集・実験，結果の考察などの探究活動を行いました。

　探究とはどういったものなのかを知り，これから取り組んでいく活動の足掛かりになればと考えて，１年生に向けてミニ発表会を行いました。 １年生は普段の部活動で見せる姿とは違う，先輩たちの発表を食い入るように聞いてるようでした。 ２年生は鋭い質問にも対応しながら，自分の探究活動の成果を堂々と発表をしました。 それぞれの学年で，探究活動についてより一層深めていく有意義な時間となったのではないかと思います。

　発表に使用したスライドの一部を掲載していますが、それぞれのスライド同士に関連性はありません。

社会探究コース２年生の感想

• ランキング形式などでは，画像をつけたりして見る人側に楽しんでもらえるように頑張ったのでうまくいき，とてもよかったです。 自分たちの意見だけではなく，もっとたくさんの人から意見を聞き，考察をするといろんな視点から考察することができたのかなと思いました。
• アンケートの答え方が自分の思っている答え方でなかったりして，集計がとりづらかったり大変だったので，もし次回アンケートを作ったりする場面があれば，誰でも答えやすいように，説明をつけたしたり，回答例をつけたりしようと思いました。
• 発表はしっかりと見ている人が聞き取りやすいように，ゆっくりはきはきと言うことができたのでよかったと思いました。 でも，質問されたときにその返答ができなかったので，もう少し詳しく調べておけばよかったと思いました。

社会探究コース１年生の感想

• 「仮説を立てる」→「実行する」というやり方が論理的で良かった。
• 自分が（文章を）読むだけではなくて，（発表者が）質問を相手にしていて発表が上手だなと思いました。
• ２つのグラフを出して比較などをしていて，とても分かりやすいと思いました。
• しゃぼん玉の発表がとてもわかりやすかった。写真を多く使い，長く続くかの実験だけなのに，数のことを書いていて，１つの実験で２つのことが分かっていたのが，おもしろいと思いました。