News

2023

探究(新庄自然科学プログラム:ESD)
【中1】テングシデの研究と生物多様性 第2回


6月8日(木)
 先週に引き続き、中学1年生の探究「テングシデの研究と生物多様性」第2回講座が行われました。

 今回の講座は、講師に中越信和先生(広島大学名誉教授)をお迎えし、特別講義とテングシデ群落におけるフィールドワークでした。

 特別講義では、テングシデが国の天然記念物になった経緯やテングシデについての研究目的と研究手法、わかっていること、まだわかっていないこと、テングシデを守っていくために必要なことなどを学びました。

 特別講座後は、テングシデ群落に移動し、フィールドワークを行いました。通常は群落敷地内に入ることはできませんが、文化庁の特別許可のもと、群落敷地内に入らせていただき、間近でテングシデの葉や樹形の特徴などを観察しました。

 生徒から次のような感想を聞くことができました。
「このような変種が起きたことや、枝を下向きに曲げる遺伝子の働きなどまだ解明されていないことがたくさんあることを知りました。」
「テングシデは何年かけて大きくなるのか知りたいです。」
「中越先生の話を聞いて、やっぱりテングシデは大切にしないといけないと思いました。文化祭では、テングシデの素晴らしさをみなさんに伝えたいです。」

 今後は、10月12日(木)の中間発表会に向けてグループごとに調査、研究を行い、先輩たちの課題研究に合流していきます。