
9月21日(木)
本校では、地元の自然を教材に新庄自然科学プログラムを学校全体で実施しています。
中学2年生では、全員オオサンショウウオについて学びます。
この日は、豊平地区の「三ちゃんホール」で、オオサンショウウオについての特別講義と、世界初の人工巣穴の見学をしました。講師は三ちゃんS村の榎木福一村長、安佐動物園の阿部勝彦園長先生をお迎えしました。講義では、わかりやすくオオサンショウウオの生態や自然の仕組みをレクチャーしていただきました。
講義後、世界初のオオサンショウウオ人工巣穴の見学をしました。今年は3年ぶりに主(オオサンショウウオのボス)と主が守っている卵の様子を生徒達は観察することができました。
参加生徒から次のような感想が聞かれました。
「オオサンショウウオは見たことがあったけど、特別天然記念物に登録されている貴重なものとは知りませんでした。はじめてオオサンショウウオの卵を見ました。」
「阿部先生のお話で特に驚いたのは、西日本(主に中国地方)にしか生息していないということです。なぜ東日本には生息していないのかと思いました。調べてみたいです。」
「オオサンショウウオとオオサンショウウオの住める環境を守っていきたいです。」
これから希望者により中2課題研究チームがスタートする予定です。