１１月１３日（月）
蒸発と沸騰，沸点と気圧（スーパー特進コース　高２）

　スーパー特進コースでは、EBL(Experiment Based Learning)という名で、化学における実験重視型授業を展開しています。実験や観察を中心に授業を展開することで、原理の理解や知識・技術の習得を目指すとともに、主体的に取り組む態度を養い、対話を進め学びを深めることを狙いとしています。

　蒸発のしやすさは，物質ごとに異なります。蒸発しやすいもの，しにくいもの…，これは物質を構成する粒子の結合の強さに起因します。また，それは，物質の沸点にも影響を及ぼします。ただ，沸点は，外気圧にも影響を受けるので，外気圧を変化させることで沸点を変化させることができます。
　今回は，大気圧の下で，蒸発量の違いから蒸発のしやすさを確認する実験，また約70~80 ℃で水を沸騰させる実験を行いました。簡単な確認ですが，「百聞は一見に如かず」です。