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2023

【中3】高校生議会の経験継承



12月07日(木)
 高校3年生の亀山陽叶君が、後輩である中学校3年生に対して、政治参加についての話をしました。 最初に、北広島町高校生議会で亀山君が高校生議員として提案し、北広島町執行機関の方々が答弁する様子や、答弁に対して再質問する場面を実際の映像で観ました。 その後、亀山君が政治に興味を持ったきっかけや、政治について自分が考えていることについて、新庄中時代を振り返りながら後輩に伝えました。

 最後の質疑応答の時間では、中学3年生から亀山君に対して活発に質問が出て、非常に学びの多い時間となりました。 出身中学校に気軽に戻って、自身の中学校時代を踏まえて、高校での経験や考えを後輩に伝えられる。 このように、お互いに学びが深まる機会が提供できるのも中高一貫校の良さだと感じます。

生徒の感想を幾つか紹介します。

「自分がやってほしいことなどを実現するには、他人に任せるだけでなく自分で行動することが大切だと感じた。自分は政治のことを聞くと難しい言葉が多くてあまり好きではないけど、政治のことじゃなくても、自分の興味のあることでたくさん深めていきたいと思った。」

「提案した内容について現実性を出すために企業や地方がその案を導入するメリットについて、経済・メディア・地域問題・事情などの様々な視点から根拠を持って、納得させようと促していた。硬いスピーチに緩みを与えることで、より話に引き込むようにしていた。相手を引き込む対話力が大事で、勉強や経験のたまものでなせる技術だと感じた。」

「今まで探究を発表する時は、ロボットのように原稿を読むだけだったので、聞き手に聞いてもらうために話し方にも工夫をして発表をしていきたいと思った。」

「政治について親の話やニュースなどから興味はあったけれど、余り身近に感じることはなかった。今回の話を聞いて、身近にある色々な物事に政治が隠れていると知れたので、裏にあるものを考えて生活してみたいと思った。」

「今まで政治について他人事のように思っていたけれど、税や交通整備など、意外と自分にも関わりがあると知って驚きました。制度などを勉強して知られてたら、いつか活用して生活が豊かになるのかないと思いました。自分でも分かりやすく面白い話だったので、とても楽しかったです。」

「亀山さんが人を引き込む話し方を上手にするためには、本を読むとおっしゃっていたので、僕も亀山さんのようになれるように、本をたくさん読み、人とたくさんコミュニケーションをとっていきたいです。政治の話や難しい話は苦手だったけど、亀山さんの説明は、とても分かりやすかったです。自分の住んでいる町も地域活性化ができるように案をたくさん考えたいです。」

「自分は今まで努力することが苦手だったけど、今回の話を聞いて努力は実を結ぶんだと改めに感じました。調べたことをそのまま書いたりするのではなく、そこから色々なことを考えて行くことが大切だと知ったので、これを活かして探究を進めていけたらと思いました。話し方がとても勉強になりました。高校生議会の質問や答弁で話していた内容が自分はまだ分からないので、勉強しないといけないと思いました。全てが勉強になりました。この経験を忘れずこれからも生活していきたいと思いました。」


北広島町高校生議会についての記事はこちらから参照いただけます。

担当 神尾哲範