１月下旬、テングシデ群落にやや多めの雪が降りました。
　自家用車で駐車場を目指しましたが、四輪駆動でない私の自家用車では、途中で登ることができなくなり、道の端に停めて歩いてテングシデ群落を目指しました。
　まだ自動車のタイヤのあとのない雪道を上っていると、大きなカメラを担いで歩いて降りてくる若い方達に出会いました。お話をすると、新庄学園の卒業生の方達で、うれしいことに「『今月のテングシデ』毎月見ていますよ。」とのことでした。「撮影した写真を送ろうか。」とも話をされていたそうです。そのときはお断りしたのですが、あとから後悔したところです。グループの中には用意周到に「かんじき」を履いた方もおられ感心させられました。
　さらに感動したのは、あとから来られる方のために「かんじき」で観察道に歩くための道をつくったとのことでした。実際にテングシデ群落に行くと、観察道に丁寧に道がつくってあり、とても楽に歩くことができました。本当にありがとうございました。このようにテングシデは多くの方に支えられているのだなあ、と温かい気持ちになりました。

　この時期ににしか見ることのできない雪のテングシデ、とてもきれいですよ。
　ぜひ観察においでください。ただし、冬用タイヤと長靴はお忘れなく。