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2024

【中1】「テングシデの研究と生物多様性」第2回


6月7日(金)
 先週(第1回講座)に引き続き、中学1年生の探究「テングシデの研究と生物多様性」第2回講座が行われました。
 今回の講座は、講師に渡辺園子先生(広島大学准教授)をお迎えし、特別講義とテングシデ群落におけるフィールドワークでした。
 特別講義では、生物多様性について学習し、テングシデについての研究目的、研究手法やました。わかっていること、まだわかっていないこと、テングシデを守っていくために必要なことなどを学びました。

 特別講座後は、テングシデ群落に移動し、フィールドワークを行いました。通常は群落敷地内に入ることはできませんが、文化庁の特別許可のもと、群落敷地内に入らせていただき、間近でテングシデの葉や樹形の特徴などを観察しました。

 生徒から次のような感想を聞くことができました。
「先生の話を聞いていると、テングシデについてこの間より詳しく知れたと思います。」
「テングシデの幼木を2つ見つけられたのでよかった。」
「広島大学から先生が来られて、専門的な話だったりテングシデの歴史などをわかりやすく説明していただきました。おかげでいままでなんとなくっていうような印象からいろいろ知れて興味がわいてきました。」
「先生の話を聞いた後に探究に行ったので、目で改めて見て確かめることができました。テングシデの特徴を発見することができました。テングシデは大朝にしかないとっても貴重なもので、これを次世代へと受けついでいかないといけないと思います。」

今後は、10月10日(木)(予定)の中間発表会に向けてグループごとに調査、研究を行い、先輩たちの課題研究に合流していきます。