

今年は梅雨入りが遅かったのですが、例年程度の雨量はあるようで、テングシデ群落のテングシデたちは、たくさん葉をつけています。また果穂もたくさんつていて、種も大きくなっているようです。
今回の観察で驚いたのは、群落傍の観察道を歩いていると、大きなカエル(約15cm)に出会ったことです。心の準備をしていなかったので、本当にびっくりしました。帰校して理科の先生に相談するとヤマヒキガエルだろうとのことでした。
テングシデ群落には、たくさんの鳥もいます。またこのようなカエルをはじめたくさんの生物が生きています。まさに生物多様性の保たれている地域です。テングシデを未来に残していくためにも、テングシデだけでなく、まわりの自然を大切に守っていきたいですね。
テングシデ群落も梅雨が明ければ本格的に暑い夏になります。
生命力にあふれたテングシデと多くの動植物の観察においでください。
新しい発見と出会いがあるかもしれませんよ。
文責:平野正(統括教頭)