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2025

今月のテングシデ(5月)



 5月は1年でもっともテングシデの生命力を感じることのできる季節です。
たくさんの葉がつき、テングシデ群落は緑一色です。

 4月はじめの観察では、雄花も雌花も観察することができませんでしたが、この1ヶ月で一気に雄花、雌花がついたようです。観察に行った5月中旬には、すでに雄花は茶色になって、雌花は大きくなって果穂になっていました。雄花と雌花が同時に観察できる時期は短いのですが、今回は両方みることができました。今年は、特に多くの果穂がついています。

 5月のテングシデ、ぜひ観察においでください。


 文責:平野正(統括教頭)