News

2026

今月のテングシデ(4月)



 「今月のテングシデ」の掲載も9年目にはいりました!
 みなさんご存じの通り、大朝のテングシデ群落は、世界で唯一、北広島町大朝田原地区に生息している植物群です。昔から地元の方を中心に大切に保護され、平成12年に国の天然記念物に指定され、現在では北広島町の「町木」にもなっています。

 地元にある本校では、16年前から中学校を中心に、この地元の宝である「テングシデ」を研究テーマの1つとして探究し、地域や世界に研究成果を発信してきました。生徒たちは、この取り組みを通してテングシデのすばらしさを知り、わかったことを発信することで多くの方にテングシデと生物多様性に関心をもっていただきたいと思っています。そして少しでも持続可能な社会の発展に貢献できることを期待しています。

 4月の下旬、テングシデ群落は春から初夏を迎えようとしています。  雄花が咲いたあと、雌花が咲いています。雄花は役目を終え小さくしぼみ、逆に雌花は大きく果穂になっていきます。
 3月は冬芽だったのが、今はたくさんの葉がつきはじめました。  これから5月にかけて、テングシデは一番生命力を感じる季節か
もしれません。元新庄学園理事長の宮庄良行先生が、「5月のテングシデを見るとものすごい力があって飲み込まれそうだ。」とおっしゃっていたのを思い出します。これからの季節、テングシデから力がもらえるかもしれません。ぜひ観察においでください。

 新庄学園では、5月から中学1年生、高校未来デザインコースの「テングシデの学習」がはじまります。

 文責:平野 正(教頭)